AI動画作成サービスにも色々な種類がありますが、今回はアダルト動画の顔を変更するタイプのAI動画生成サービス「FACESWITCH(フェイススイッチ)」で実際どの程度のものが作れるのかを試してみたいと思います。
※当記事はNANYOテラエネルギー株式会社さまよりデモアカウントの提供を受けていますが、機能面での間違った記載などがなければ自由に書いてよしとのことなので、正直な感想ベースで書いています。
FACESWITCHとは
AIを使って、アダルト動画の女優さんの顔を差し替えたえっちな動画が作れるサービスです。
昔風に言えばアイコラ(アイドルコラージュ)動画、今風に言えばディープフェイクと呼ばれるものです。

とにかく手軽にアイコラ動画を作成できる
- 用意するのは顔写真1枚だけ
- 元となるアダルト動画も1000本以上あり(2025年8月現在)
法的に問題はない?
今のところ(2025年8月現在)FACESWITCHを利用した動画作成自体は違法ではないと思われます。
実在の方の写真を勝手に使い、動画を外部に公開したりすると別の法に引っかかったりはしそうですが、動画のダウンロード機能もありませんし、規約で禁止されているので、その辺りはサービス側も気を使っている印象を受けます。
FACESWITCH側では以下のように案内されています。


ただ世の中の流れ的に、どこかで規制が入りそうな気はするので、節度を持った使い方を心がけましょう。
使い方
顔写真を用意する
まずは元となる顔写真を用意しましょう。いい感じの動画を作るためにはいくつか気を付けた方がよい点があります。


メガネが名指しでNGになっていますが、メガネフェチはどうしたら…と考えなくもないですが、その辺りの検証は別記事でやってみようと思っています。
顔写真の登録
以下の手順でFACESWITCHに顔写真を登録しましょう。


動画を作成する
動画と差し替える顔写真(登録済みキャラクター)を選択し、動画を作成しましょう。



実際にアイコラ動画を作ってみた
用意した顔写真
準備した顔写真はこちら。
AIで作成した画像です。

実際に出力された動画
左が元動画、右がスイッチ済みの動画のキャプチャです。
輪郭や髪型は元動画に大きく引っ張られていますが、顔に載っているパーツは顔写真にだいぶ寄っています。

違和感のない動画を作るためには、顔写真の人物の輪郭や髪型が似ている女優さんの動画を探す必要がありそうです。
使ってみての感想
- 顔の外周部は思っていたよりも元動画に引っ張られる
顔写真の人物そのままのAVというよりは、一昔前の当たりのそっくりさんAVといった印象。
顔つきが似ている女優さんの動画で、顔の特徴がはっきりしている人物の写真であればより良い感じにはなりそうです。 - 微妙な表情の変化についていけてない
細かい表情の変化があるシーンでは、その変化についていけず表情に乏しい印象を受けます。 - 動画が短い&画質上限が低い
どの動画もほぼ5分以下、HD(720p)が画質上限です。長尺、FHD以上の画質だと動画作成に時間かかると予想されるので、しょうがなくはありますが。
- 動画で見たときの違和感が少ない
口や目もしっかり動き、顔のアングルが変わった時もちゃんと補完されているので、お面をかぶっているような、あからさまに顔を差し替えているとわかるものではないです。 - 動画の作成が思ったより速い
時間がかかった場合でも動画尺の2倍以下で差し替えが終わりました。
一部の差し替えと、ゼロからの生成の差はあれど、他の有名サービスで数秒の動画生成に分単位で時間がかかることを考えるとかなり速いと思います。
無料登録でもお試し程度ですが動画の生成が可能なので、気になる方は実際に使ってみてください。
おわりに
この記事では「FACESWITCH(フェイススイッチ)」がどのようなサービスかの説明と使い方を紹介しました。
次の記事では顔の差し替えの精度やかかる時間について検証していきたいと思います。
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