有名どころのAIサービスでは成人向けコンテンツの生成に、かなり厳しい制限がかかっています。
ではDomoAIの場合はどうなのか、検証してみました。

※当記事はDomoAIさまよりデモアカウントの提供を受けていますが、特に修正指示等は受けておりません、正直な感想ベースで書いています。

えっちな動画は作れる！ただし…

色々試してみた結果、次のような程度のものは生成できました。
（修正は後付けです）

ただし、無制限に生成できるわけではなく、いくつかの壁があります。

立ちはだかる３つの壁

DomoAI側がかけている制限に加え、モデル自体が持っている制限もあります。
検証中にいくつか躓くところを見つけたのでご紹介します。

プロンプトフィルター

プロンプトを記載して動画を生成しようとした場合に、プロンプトの内容によっては以下のようなポップアップが表示され、生成ができない場合があります。

直接的な性的表現をプロンプトに入れると、かなりの確率ではじかれます。
具体的なワードはここでは紹介しませんが、服装・ポーズ・動きを指定するときは工夫する必要があります。

また、特定のワードの組み合わせでフィルターが強まるようです。
こちらは年齢に関する記載が関連しているようです。

特定のモデルでのクセ

モデルによって、えっちな画像・動画の作りやすさが異なります。

プロンプトフィルターを超えて、作成した動画のスタイルを変更しようとしたりすると、元動画では裸でも、生成した動画では下着を着ていたりします。

同じ動画を元にしても、そのまま裸で生成されるモデル、下着姿になるモデルで差があり、プロンプトでの修正も効きづらいです。

全般的に苦手な描写

モデル全般ですが、股間周りの描写があまり得意ではありません。
おそらく学習元のデータとして持っていないのではないかと思われます。

StableDiffusionを使用したことがある方はわかると思いますが、細かいところをちゃんと描こうとするとどうしてもLoRA等の追加データファイルが必要になるのと同じような感じだと思います。
残念ながらDomoAIでは追加のデータを使用することはできませんが。

そのため、修正が入っていた方がえっちに見えます。

まとめ

AVのような直接的な性的表現の動画を生成することは難しいですが、いろいろなフェチズムを感じさせるような動画は十分生成することが出来ます。
興味がある方はぜひ試してみてください。

DomoAIに関する記事は以下にまとめています。